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Date added: 16.3.2015
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明治から昭和にかけて書、篆刻、陶芸、漆芸、画、食など多岐にわたり活躍した芸術家、北大路魯山人による随筆。初出は「独歩」[火土火土美房独歩会、1952(昭和27)年]。茶遊びについての苦言。銘茶器というものは昔のもので高値がついており、貧富の差による機会の差が大きくなっている。さらに、現代の茶人の程度の低さのため本格的に茶を学ぶ機会も失われ、道に入った当初は高かった志も中途半端な指導に災いされ迷走していると嘆く。 Chabi seikatsu by Rosanjin Kitaōji